平成19年11月22日

<天高の樹木たち 桃陰の杜(7)>

 いつまでも暑かった日々も終わり、ようやく秋冷という言葉がぴったりする頃となりました。不順な季節の移り行きと違い、行事予定通り粛然とスケジュールが進行する天高では、1・3年の前期中間考査が10月9日に終了、1日の秋季休業日をはさみ10月11日(木)から後期が始まりました。
一方2年生は他学年より1週間早く試験を終え、その後北海道での3泊4日の宿泊研修に出かけ、天高生活の前半を終えました。どの学年も気持ちを新たにして、新しい学期にそれぞれの目標に向かって努力してくれると思います。

この間10月20・27日(土)は二週連続の天高説明会、午前中4時間授業(中学生の授業見学を含む)をやり、午後から説明と体験授業・校内見学を行いましたが、その後のアンケートを見ますと、中学生・保護者には好評だったようでうれしいことです。12月1日(土)は、これまで3回の説明会に来られなかった方のために、最後の学校説明会を開きます。また、11月24日(土)は府教委・校長会主催の第3学区合同説明会がホテル・アウィーナで開かれます。できるだけたくさんの方々に天高のよさを知っていただけるよう、今後も努力を重ねたいと思います。


(7)「紅葉」〜校内の落葉樹が最近の寒さの到来で、ようやく色づき始めました。メイン・ストリートのケヤキや「桃陰の杜」にある記念植樹のハナミズキや桜など、日に日に鮮やかさを増しています。渡り廊下のもみじ(59期卒業記念)はまだこれからというところですが一気に色づくと思われます。
しかしこの季節、落ち葉の掃除で技師さんたちは大変なのですが、少しでもその労苦を少なくしようと、保健部の発議で生徒に呼びかけ、落ち葉・枯れ葉の清掃ボランティアを募り、それらを集めて風のない放課後、焼き芋を作り食べようという企画も進んでいます。これこそ一石二鳥の試みかもしれませんね。

一枚の紅葉且つ散る静かさよ     虚子