第21回「桃陰文化フォーラム」 張紹成先生

卒業生・近隣の方々へ

桃陰文化フォーラム事務局
第21回「桃陰文化フオーラム」 

< 京劇『三岔口(さんちゃこう)』 >

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今回の「桃陰文化フォーラム」は、前日に平城遷都1300年祭で上演される張紹成氏ほか北方昆曲劇院(北京より招聘)の方々をお招きし、本校体育館で京劇の公演を予定しています。本場の迫力をお楽しみいただける絶好の機会です。奮ってご参加下さい


【講師のプロフィール】 張紹成(ちょう しょうせい) 氏京劇俳優・演出家・中国武術家

10歳で京劇俳優養成の最高機関である中国戯曲学院に、中国全土から選抜され入校。9年間の全寮制生活の中で厳しい修行を積む。京劇の重鎮である人間国宝
級の王金路氏弟子である。二枚目俳優でありながら女形も演じられる俳優であり、文武両道に優れた役者として希少な存在である。中国戯曲学院を優秀な成績で
卒業後、中国京劇院の主役俳優を務める。北京と台湾の合作京劇映画や北京映画製作所と香港の合同カンフー映画などに主演。1990年に来日。市川猿之助
スーパー歌舞伎の合同公演「リューオー」に出演他、市村萬次郎の「京劇と歌舞伎の比較公演」の振付指導、出演。松任谷由実「98ツアー京劇風舞踊」振付、
市川猿之助プロディース「ジンギスカン」の立回振付指導など行う。2005年張紹成自らプロデュース・振付・音楽構成・脚本の「京劇エンターテイメント悟
空」(主催:読売新聞東京本社・東京労音)が成功を収め、各界から注目を集めている。2007年「覇王別姫」の虞姫役を女形で演じ、新しい演出方法で難し
い役を好演する。伝統の京劇の普及のために情熱を注ぐ活動は、2009年3月TBSテレビ「報道の魂」で取り上げられ反響を呼んだ。

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日時: 平成22年 10月31日(日)午後2時~3時半

場所: 天王寺高校 体育館

プログラム
 1.変面
 2.京劇の解説と体験、京劇楽器の紹介と体験
 3.京劇喜劇の名作「三岔口」
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◆「三岔口」(さんちゃこう)あらすじ
宋の時代の元帥 楊延昭(ようえんしょう)の部下、将軍 焦賛(しょうさん)は奸臣
謝金吾(しゃきんご)を殺した罪で沙門島へ流刑になりました。護送中に焦賛が命を狙われることを心配した楊延昭は、部下の任堂恵(にんどうけい)に命じて
焦賛と護送役人の後をつけさせます。焦賛らが三岔口で宿に泊まると、宿の主人
劉利華(りゅうりか)は客が焦賛であることに気づき、助けようとします。そこに任堂恵も到着し、宿泊しますが、宿の主人に刺客と勘違いされ、深夜、明かり
を消した宿の一室で、任堂恵と劉利華の戦いが始まります。二人がさんざん戦ったすえ、焦賛まで加わり戦いますが、ロウソクの明かりで顔を合わせ、誤解が解
けるのでした。

◆見 所
味方同士が、勘違いから暗闇の中で大立ち回りを繰り広げる物語。互いに相手が見えないという設定のもと、スリルとスピード感ある迫真の立ち回りとユーモラ
スで大げさなしぐさが絶妙なコントラストを生み出します。2人が
味方同士とわかるまで、ドキドキ、ハラハラ。とっても緊張しているのに、笑いがこらえきれない京劇喜劇の名作です。


聴講料: 無料 

申込方法: 電話、FAX、Eメールのいずれでも受けつけております。
申込締め切り: 10月20日(水)
・・・ただし、申し込み順で体育館が満席になり次第締め切らせていただきます。

(お申し込みは下記のいずれかでお願いします。)
大阪府立天王寺高等学校 「桃陰文化フォーラム」事務局
住所:545-0005 大阪市阿倍野区三明町2-4-23
教頭 山口 智子 (Tel:06-6629-6801)
 または
同窓会事務局 (06-6627-4386) 
FAX:06-6629-4889または06-6627-4386
Email : office◆touin.org
(メールアドレスについては、お手数ですがコピーした上で◆を半角@に置き換えてご利用ください)

*本校には駐車場がございませんので、お車での来校はご遠慮ください。
*上履き・靴袋をご用意ください。