59期生 理数科集中セミナーと京都勉強合宿の報告

2005.07.25
59期生理数科集中セミナーと京都勉強合宿の報告

例年どおり、下記の要領で理数科2年生の集中セミナーが、本校セミナーハウスで行われました。
7月22日(金)に補充授業が終わり、翌週から午前中みっちり3時間、大学の先生方に最新の研究を分かりやすく講義していただき、生徒たちは日頃の授業とはまた違った新たな刺激を受けたことと思います。ご出講していただいた先生方に深くお礼申し上げます。

7/25(月)8:50~10:20東京大学大学院 風間卓仁氏

「地震の予知-今昔-」

10:40~12:10大阪大学大学院工学研究科教授 浅田稔氏

「大いなる挑戦ロボカップ」

7/26(火)8:50~10:20大阪大学大学理学院研究科助教授 藤原彰夫氏
「パラドクスと数理」
10:40~12:10
7/27(水)8:50~10:20大阪大学大学理学部院研究科教授 深瀬浩一氏

「生命を司る分子認識」

10:40~12:10
7/28(木)8:50~10:20大阪大学大学理学院研究科助教授 藤井佳孝氏

「宇宙からミクロの世界まで」

10:40~12:10
7/29(金)8:50~10:20国立循環器病センター名誉総長 川島康生氏
「心臓移植について」
10:40~12:10京都大学大学院宇宙線研究室 山口弘悦氏
「X線天文学」


平成17年度 第2学年京都合宿

<付添教員:岡校長(1日)堀田(2日)柿本・土田・澤田・吉武>
恒例の勉強合宿が8/1~8/3の3日間、理数科71名、普通科36名、合計107人の参加を得て、修学院離宮にほど近い関西ゼミナールで行われました。

8/1(月)
8:15学校に集合し、バス2台で京都に向かい、10時過ぎ積水化学工業・京都研究所に到着しました。卒業生の小林和夫(29期)、宮崎幸(37期)、岡部優志(39期)、玉井俊洋(50期)の四氏にお出迎えいただき、大ホールで自己紹介、天高時代の思い出、現在の仕事の概要などのお話をいただき、その後2時間、10グループに分かれ、構内を順次案内や見学をさせてもらいました。
その後再びバス乗車、京都大学に到着したのは午後1時過ぎ、急いでキャンパス内の食堂で各自腹ごしらえをした後、下記の4コースに分かれて見学・講義を受けました。どのコースも担当の先生方が熱心で、生徒のためにあれこれ心を砕いてくださり、今の子たちは幸せだと思った次第です。ありがとうございました。

①工学部情報学科     高橋豊教授(22期)
②総合人間学部    田村類教授
③放射線生物研究センター 小松賢志教授  立花章助教授(28期)
④農学部         大土井克明助手(39期)

4時半頃京大を出、5時過ぎ宿舎に到着、部屋割り・夕食・入浴後、いよいよ開講です。学校長の挨拶の後、8時から10時半まで大会議室で集中して学習、11時に就寝しました。

8/2(火)
この日は他の予定が無く一日勉強です。
7:00起床~8:00朝食~9:00~勉強~12:00~昼食~13:00~勉強~18:00~夕食・入浴~20:00~勉強~22:30~23:00就寝
宿舎は京都市左京区にあり、曼殊院に近い静かな場所ですが、蝉の声と時折驟雨の音が聞こえるだけの静寂の中、生徒たちは集中して学習していました。付添の数学・英語の先生が質問を受けつけてくれるので、学習もいつになくはかどったようです。これ程勉強したのは始めてという生徒の感想が印象的でした。たまたま宿泊していたドイツ人の若い女性留学生の小講演(埼玉の女子高に留学後、立命館で勉強しこの夏母国に帰る、7カ国語を操る、外交官志望)が聞けたのも、すばらしい経験で生徒たちにもよい刺激になったことでした。

8/3(水)
9時から2時間、最後の勉強。宿題のほとんどが終わったと喜んでいる生徒がけっこういました。昼食後、お世話になった宿舎スタッフに5組の村田君が一同を代表してお礼の挨拶を述べ、京大の桂キャンパスに出発。午後1時20分ころ到着、丘の上に天高生歓迎の文言があることに驚きと喜びの声があがりました。まず、冷房のよく効いたホールで、案内してくださる先生方の自己紹介と歓迎の言葉をいただき、その後2時間~2時間半研究室や各施設を見学、また専門分野のガイダンスを受けました。

工学部 工業化学科:西本清一教授(18期)
建築学科: 高橋康夫教授(17期)・加藤直樹教授(21期)
 
当日はとりわけ暑さの厳しい日でしたが、お忙しい時期にもかかわらず熱心に案内してくださった先生方に深くお礼を申し述べます。いつもながら天高の卒業生のすばらしさを、あらためて実感した京都勉強合宿でした。

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