先日の天高の運動会の折に、卒業生のご家族の方が持ち寄られました資料を紹介いたします。昭和19年(1944年)から昭和24年(1949年)の天中・天高時代の大先輩の通知簿と體育簿(体育簿)の写真です。
通知簿は天王寺中学1年から4年生(旧制中学校だと思います)、天王寺高校2年生から3年生のものです。
貴重な資料をありがとうございました。（お名前等は伏せております。）
昭和19年(1944年)、天中1年生時の通知簿です。ほとんど「優」と「秀」ばっかりで、勉強を教えていただきたいくらいです。
天中2年生時の通知簿です。ちょっと見えにくいですが「武道」っていう教科がありますね。「英語」の教科はこの頃からあったんですね。
天中3年生時の通知簿です。「武道」と隣に2つあった教科が無くなって「体操」になっています。
おそらく、旧制中学校の天中4年生時の通知簿です。この頃に学校教育法が施行され、現代で言うところの高校1年生にあたるようです。
天高2年生時の通知簿です。天高生になっても大先輩の向上心は留まることなく、「優」と「秀」のオンパレードです。爪の垢を煎じて飲ませていただきたいです。
天高3年生時の通知簿です。津田勇次先生(退職される折に天高同窓会に寄贈されて、津田基金として運用させていただいています)のお名前があります。歴史を感じます。
體育簿(体育簿)です(クリックすると大きな画像が見られます)。校歌が「黄塵はるか」だったり、「天中生ハ質実剛健ヲ旨トシ…」の文言があったりなど、昔からの伝統が今に受け継がれていることを感じます。