天高の樹木たち 桃陰の杜(9)

<天高の樹木たち 桃陰の杜(9)>

いよいよ8月20日(火)より、全学年とも授業が始まりました。(8月いっぱいは短縮5限です。)長期休暇中も、水泳訓練・野外活動体験学習の二大行事があった1年生はじめ、集中セミナー・京都合宿・勉強合宿・東大見学会・SSH生徒研究発表会等々、各学年でさまざまな教育活動がありましたが、本日1時間目の全校集会ではみな元気な顔を見せてくれたので一安心です。

短縮中も課題考査や水泳大会、クラスや各文化部などの文展準備等であわただしい日々が続きますが、前期の締めくくりに向けて教員も生徒もともにがんばりましょう!

⑨「枇杷」…枇杷咲いて淋しいときも微笑める(田畑益弘) 子どもらの歓声失せたる校庭に枇杷の実あまた太る八月 (武田昌子)

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シンボル・ツリーである桃の他にも、天高には実がなる木が結構あります。今回ご紹介するのは美術教室南側の中庭に植えられている枇杷です。

葉が楽器の琵琶に似ているところからその名がついたとも言われますが、初夏に実をつけ、11月ごろに小さな白い花をつけます。
以前、技師さんにいただいて味見をしたことがあります。食用ではないので、果肉が薄くタネが大きくて食べられるところが少なかったのですが、それでもなかなかの美味でした。

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最近、桃陰の杜はじめ木々の成育に連れ、さまざまな鳥たちの飛来が増えて来たように感じます。やはり果実のなる木はいいものです。今後、柿・栗・李など、鳥たちの喜ぶ木々も植えていけたらと思っています。

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