桃の露-第2号-国語科高大連携授業「山東功先生の特別講義」のご報告 他

2008・1・17発行  第2号


あけましておめでとうございます。

昨年末、今の天王寺高校の教育実践や同窓会活動の一端を同窓会員の方々にお伝えすべく発刊した「校内幹事・事務局だより 『桃の露』」の第2号をお届けします。

学区再編2年目の今年も、「創造知の錬磨・国際人の養成・天高魂の涵養」を謳い「日本や国際社会で活躍するリーダーの育成」という教育目標を高く掲げる天高はますます元気です。そして、その元気さを支えてくださっているのも同窓会による物心両面にわたる全面的支援だと思います。大阪の高校に同窓会数あれど、まさしく一番母校への支援をしてくださっている同窓会だと教職員一同感謝しております。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。


紅梅ほころぶ
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 今年一番の寒波が訪れていますが、早くも会議室前の紅梅が薄紅の花をちらほらつけ始めました。それを見るにつけても、3年前「桃陰だより」のお願いに応えてくださりただちに同窓生に呼びかけ、卒業60周年記念として紅梅・白梅を植樹してくださった天中47期常任幹事の永田貞夫さまのことが偲ばれてなりません。

と言うのも、この紅梅は一昨年とうって変わって去年は結局ほとんど花をつけず、その後も元気がなかったのですが、永田さんは木の様子を心配されときどき来校してご覧になっていたからです。こちらで技師さんや学校出入りの植木屋さんにも問い合わせ「心配ないとのことです。」と電話連絡を差し上げると、非常にお喜びになったことが思い出されます。

それからしばらくして氏の訃報をお聞きし(7月19日ご逝去)、驚くとともに残念でなりませんでした。この場をお借りしてご冥福をお祈りしたいと思います。

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    国語科高大連携授業「山東 功先生の特別講義」のご報告
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     理数科がありSSHにも指定されている天高は、理系の高大連携授業が早くから行われ、今年など年30回もの講演会が開かれていますが、文系分野では「桃陰文化フォーラム」以外ほとんどありません。先に実施された第3回「学校教育自己診断」のアンケートでも、生徒諸君から文系の講演会等を考えてほしいとの要望が出されていましたので、以前本校で非常勤講師を勤められ、今は大阪府立大学で国語学を講じておられる山東功先生(天高41期生)をお招きし、以下の要領で連続講座をお願いする運びになりました。

    山東先生は各回ともユーモアと情熱が綯い交ぜになったその独特の語り口で生徒たちを魅了され、受講した人は今後授業を受ける心構えも変わってくると思える充実した1時間半の特別講義となりました。その後のアンケートでは満足率100%(大変満足・まずまず満足の計)と受講生徒の充実感・満足感がうかがえるとともに、今後も続けてほしいという声が多く聞かれました。お忙しい中、ご出講いただきすばらしい講義をしていただいた山東先生に厚くお礼を申し述べます。

    要領

    対象 : 1,2年生の希望者(申し込み順で30名に限定)

    日時 : 12月8日(土)15日(土)1月12日(土)

        午前10時から1時間程度 場所は後日連絡。

    題目 : 国語科とは何を学ぶ教科か?

    内容 : 第1回:評論文をいかに読むか

        第2回:小説をいかに読むか

        第3回:古文をいかに読むか

    山東先生の略歴

    大阪府立大学人間社会学部専任講師 文学博士。高松小・文の里中・天王寺高から大阪大学文学部・大学院で学ぶ。専門は国語学・日本語研究史・国語科教育史。

    岡田武史氏関連の取材
     岡田武史さん(高27期)の9年ぶりの日本代表監督就任にともない、マスコミから天高にも取材が殺到、TBSは東京から取材クルーが来校、サッカー部顧問の小林先生や現キャプテンへのインタヴューを行いました(残念ながら放映は関東と九州のみ)。他にも産経新聞や日刊スポーツ等の電話取材があり、一時教頭や顧問は大忙しだったようです。

     橋本選手(高50期)もめでたく代表に選出されており、二重の喜びとなりました。両氏の健闘を祈るとともに、今後応援体制を考えていかねばと思います。

    校名プレートの設置決まる!
     同窓会のご援助で110周年記念事業の一つとして掲げられた横断幕も2年近く経過し、青と濃い青のグラデュエーションをバックにした金文字もだいぶ色が落ちてきていますが、このたび第4回正副会長会議でそれに変わり校名箱文字(大阪府立天王寺高等学校の11文字で太ゴチック体)の同場所への設置が決まりました。50年は持つといわれる強度があり、スクールカラーの紺色で装飾されたプレートは電車の中からもよく見えると思われます。これについては東急建設の澤田隆志氏(高19期)が計画当初からご尽力され、業者選定から設置の交渉まで面倒を見てくださいました。4~5社から相見積もりを取ったのですが、専門業者で一番安かったメイバン株式会社に決まり、近いうちに横断幕の撤去・箱文字設置工事が行われる予定です。

    今のところ63期生の入学式に披露できたらと考えています。